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イソトレチノインによる重症・難治性ニキビ治療

イソトレチノイン(Isotretinoin/商品名:アクネトレント)は、 重症・難治性ニキビ(尋常性ざ瘡)に対して高い効果が認められている内服治療薬です。 通常の外用薬や抗生物質治療で改善が乏しい方に対し、皮脂分泌そのものを抑制することで、 ニキビの根本改善を目指します。

当院では、皮膚科専門医が安全管理を行いながら イソトレチノイン治療を行います。


イソトレチノインとは

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(レチノイド)に分類される内服薬です。 皮脂腺そのものを萎縮させる作用があり、 皮脂分泌の抑制・アクネ菌の減少・炎症の鎮静・毛穴詰まりの改善 といった複数の作用を同時に発揮します。

萎縮した皮脂腺は短期間では元に戻らないため、 治療終了後も効果が持続しやすい点が特徴です。


適応となる方(対象)

  • 中等症〜重症のニキビ
  • 繰り返す炎症性ニキビ・結節・嚢腫
  • 外用薬・抗生物質治療を3か月以上行っても改善しない方
  • ニキビ跡(瘢痕)を防ぎたい方

3か月間の内服により、皮脂量は内服前の約1/5程度まで低下すると報告されています。


治療方法・治療期間

  • 1日1〜2回内服
  • 治療期間:原則6か月
  • 治療中に約3回の血液検査を実施

服用開始後1〜2週間で一時的にニキビが悪化することがありますが、 4〜6週間ほどで改善傾向に転じることが多いです。

飲み忘れた場合は、2回分をまとめて服用せず、 次回の服用時間に通常量を内服してください。


効果について

  • 皮脂腺の萎縮による皮脂分泌の大幅な抑制
  • アクネ菌の減少
  • 炎症の鎮静
  • 毛穴詰まりの改善

従来の「対症療法」とは異なり、 ニキビの再発そのものを起こしにくくする治療です。


副作用について

比較的多くみられる副作用:

  • 口唇・皮膚・粘膜の乾燥(ほぼ全例)
  • 口渇
  • 目の乾燥、ドライアイ、かすみ
  • 頭痛、疲労感
  • 日焼けしやすくなる

注意が必要な副作用:

  • 肝機能障害
  • 中性脂肪・コレステロール上昇
  • 精神的不安定(抑うつ気分など)

これらを早期に発見するため、定期的な血液検査を行います。


重要な禁忌事項(必ずお読みください)

妊娠・授乳に関する注意

妊娠中・授乳中・妊活中・妊娠の可能性がある方は服用できません。

  • 服用中および中止後半年間(6か月間)必ず避妊
  • 妊娠すると胎児の先天異常、流産、早産、死産のリスクがあります

併用に注意が必要な薬剤・状態

  • テトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン等)
  • ビタミンA製剤
  • 肝機能障害
  • 高脂血症
  • うつ病・うつ気質
  • ビタミンA過剰症

禁忌事項の質問で「はい」が一つでもある場合、 当治療は実施できません


ワクチン接種について

原則として、治療中および治療中止後1か月は ワクチン接種を控えてください(※インフルエンザを除く)。


当院での治療体制

大野クリニック皮膚科では、 皮膚科専門医(古堅 彩 医師)が診察を担当し、 十分な説明と同意書取得のうえで治療を行います。

安全性を最優先に、 定期診察・血液検査・副作用チェックを徹底しています。


よくあるご質問(FAQ)

Q. 一生ニキビができなくなりますか?
A. 多くの方で長期寛解が得られますが、体質により再発する場合もあります。
Q. 保険は使えますか?
A. 国内では自由診療となります。
Q. 途中でやめても大丈夫ですか?
A. 効果や再発リスクに影響するため、自己判断での中止は避けてください。

治療費用について(自由診療)

イソトレチノイン(アクネトレント)治療は、 自由診療(保険適用外)となります。 費用は以下のとおりです。

項目 費用(税込)
イソトレチノイン 10mg(30日分) 12,100円
イソトレチノイン 20mg(30日分) 18,700円
血液検査(1回) 2,640円
初診料 2,000円
再診料 1,000円

※治療中は安全管理のため、定期的な血液検査を行います。
※処方量(10mg/20mg)は、症状・体重・副作用の状況により医師が判断します。
※表示金額はすべて税込です。

治療開始前に、治療内容・副作用・費用について十分に説明を行い、 ご納得いただいたうえで治療を開始します。

診療担当医表

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