発熱外来・かぜ(感冒)・咽頭炎・気管支炎・上気道炎
発熱外来の流れ
1.予約~受付ご予約(ネット/できない方のみTEL) ↓ご来院~ドライブスルーに並ぶ ↓ 検査(※迅速PCR/抗原) ↓最短15分で結果 陰性:院内で診察 陽性:別室や電話での対応 (受付番号順で対応) ↓ クリニック会計 ↓ 薬局お薬調剤、会計 ●到着後、直接ドライブスルーレーンに駐車してお待ちください。 (5分経過してもスタッフが見当たらない場合のみTELください) ●予約時刻が表示されますが、受付と検査の目安時刻となります。 混雑により検査から診察まで60分以上お待ちいただくことがあります。 ※お手洗い等は事前に済ませてご来院ください。 ●小児(15歳未満)で薬希望の方は、小児科の受診をお願いします。 ※かかりつけ小児科で検査ができない場合等は、『抗原/PCR検査(薬希望なし)』を選択してください。 *予約取得の前に保険証、こども医療受給者証などの原本or写真画像の準備をお願いします。
*必ず予約後は、すべての問診入力をお願いします。 *必ず車のナンバーは入力して下さい。 抗原検査検査したいウイルスの抗体を用いて、ウイルスの特異的タンパク質(抗原)を検出する検査方法です。 PCR検査専用の試薬を使用して、感染したと疑われるウイルスに加熱と冷却を繰返し増幅させて検出させる方法です。 【PCR検査機】 Auto Amp(島津メディカル)
Gene soc(杏林)
Spot Fire(ビオメリュー) 検出内容:8種ウイルス・4種細菌※ 検体:鼻咽頭ぬぐい液 時間:15~20分 ※短時間で多項目を同時に検出できる ※費用が高い(3割:5,000円)※インフルコロナ抗原約2,500円 【検出ウイルス(8種)】 ・インフルエンザウイルス ・新型コロナウイルス ・季節性コロナウイルス ・パラインフルエンザウイルス ・ヒトメタニューモウイルス ・アデノウイルス ・RSウイルス ・ヒトライノウイルス/エンテロウイルス 【検出細菌(4種)】 ・マイコプラズマ ・クラミジアニューモニエ ・百日咳菌 ・パラ百日咳 発熱外来で検査できる疾患について新型コロナウイルスとは 概要 感染経路: COVID-19の感染経路は以下のようになります。
症状: COVID-19の症状は多岐にわたり、以下が一般的です。
治療と注意事項: COVID-19の治療は症状の重さに応じて異なりますが、主な治療方針は以下の通りです。
注意事項としては、公衆衛生機関のガイドラインに従い、適切な手洗い、マスクの着用、社会的距離の確保などの予防策を実践することが重要です。また、ワクチン接種も感染拡大の防止に非常に効果的ですので、予防接種を受けることを検討しましょう。 現在も変異が確認されているため、最新のガイダンスを元に治療を行っている医療機関での診療が好ましいといえます。 インフルエンザウイルスとは 概要 感染力: A型ウイルスは一般的に感染力が高く、季節的な流行やパンデミックを引き起こすことがあります。B型ウイルスは感染力が比較的低く、季節的な流行が主な特徴です。
感染経路: インフルエンザの感染経路は以下のようになります。
症状: インフルエンザの主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: インフルエンザの治療には抗ウイルス薬が使用され、早期の治療が重要です。また、症状の軽減のために痛痒や解熱薬が使われることがあります。 感染拡大を防ぐためには、手洗い、咳エチケット、マスクの着用、社会的距離の確保などの予防策が重要です。特にワクチン接種は感染拡大のリスクを軽減し、重症化の予防に役立ちます。感染症学会の最新ガイダンスに従い、公衆衛生の勧告を実践しましょう。
RSウイルスとは 概要 感染経路: RSVの感染経路は以下の通りです。
症状: RSV感染症の主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: RSV感染症の治療は症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
特に乳幼児や高齢者など、免疫系が未発達または低下している人々は、RSV感染から身を守るために感染拡大を防ぐ予防策を実践することが大切です。 ワクチン: 予定日よりも早く生まれた赤ちゃん(早産児)、生まれつき呼吸器や心臓に病気を持っている赤ちゃん、免疫不全をともなう赤ちゃん、ダウン症候群の赤ちゃんは、RSウイルス感染症の予防注射(シナジス)が保険適応のワクチンがあります。また、60歳以上を対象にしたRSワクチンが2024年に接種開始しています(自費)。 アデノウイルスとは 概要 感染経路: アデノウイルスの感染経路は以下の通りです。
症状: アデノウイルス感染症の症状は多岐にわたり、以下が一般的です。
治療と注意事項: アデノウイルス感染症の治療には症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
特に幼児や高齢者、免疫系が弱っている人々は感染に対するリスクが高いため、予防策の徹底が必要です。感染症学会の最新のガイダンスに従い、感染拡大を防ぐための適切な措置を取ることが大切です。 概要: ヒトメタニューモウイルス(HMPV)は、呼吸器感染症を引き起こすウイルスで、特に幼児や高齢者、免疫系が弱っている人々に影響を及ぼすことがあります。HMPV感染症は、風邪のような症状から重度の下呼吸器感染症までさまざまな病態を示すことがあります。 感染経路: HMPVの感染経路は以下の通りです。
症状: HMPV感染症の主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: HMPV感染症の治療は、症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
特に幼児や高齢者、免疫系が弱っている人々は感染に対するリスクが高いため、予防策の徹底が必要です。 ヒトライノウイルスとは 概要 感染経路: HRVの感染経路は以下の通りです。
症状: HRV感染症の主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: HRV感染症の治療は、症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
HRV感染は一般的には軽度の病態を示しますが、免疫系が弱っている人々や基礎疾患を持つ人々にとっては重症化する可能性があります。 エンテロウイルスとは 概要 感染経路: エンテロウイルスの感染経路は以下の通りです。
症状: エンテロウイルス感染の症状は多岐にわたり、以下が含まれます。
治療と注意事項: エンテロウイルス感染の治療には、症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
特に幼児や小児に感染が多いため、予防策を実践し、感染症学会の最新のガイダンスに従うことが大切です。 パラインフルウイルスとは 概要 インフルエンザウイルスとの相違点: PIVとインフルエンザウイルスは異なるウイルスです。主な相違点は以下の通りです。
感染経路: PIVの感染経路は以下の通りです。
症状: PIV感染症の主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: PIV感染症の治療は、症状の軽減を目的として行われ、以下の点が重要です。
PIV感染は一般的には軽度の病態を示しますが、特に幼児や小児、免疫系が弱っている人々にとっては重症化する可能性があります。 溶連菌とは概要溶連菌は、ピロゲン性連鎖球菌とも呼ばれ、感染症の原因となる細菌です。主に喉の感染症を引き起こすことが多いですが、他の病気や合併症も引き起こす可能性があります。感染は個人から個人への接触によって広がり、特に冬季に流行しやすいです。 感染経路: 溶連菌の感染経路は以下の通りです。
症状: 溶連菌感染症の主な症状には以下が含まれます。
治療と注意事項: 溶連菌感染症の治療には、抗生物質(通常はペニシリン系薬物)が一般的に使用されます。治療が早期に開始されることが重要です。また、以下の点に注意が必要です。
感染を広げないために、感染者との接触を避け、咳やくしゃみをマスクでカバーするなどの予防策を実践することが大切です。 ★劇症型溶血性レンサ球菌感染症(Streptococcus pyogenesによるもの): 概要:劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、同じくStreptococcus pyogenesによって引き起こされる感染症の一つで、非常に重篤な病態を示すことがあります。
感染経路:劇症型溶血性レンサ球菌感染症も、感染者から飛沫感染や接触感染によって広がります。 治療と注意事項:
溶連菌感染症と劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、同じ細菌であるStreptococcus pyogenesによって引き起こされる感染症です。溶連菌感染症は通常の喉の感染症であり、比較的一般的ですが、劇症型溶血性レンサ球菌感染症は非常に重篤でまれな疾患で、高度救命救急センター等がある中核病院での対応が必須です。いずれにせよ早期の診断と治療が非常に重要となります。 百日咳とは概要: 百日咳はBordetella pertussisという細菌によって引き起こされる感染症です。この疾患は主に咳やくしゃみを通じて感染が広がり、感染拡大を防ぐために予防接種が推奨されています。 感染経路: 百日咳は感染源となる感染者から空気中に放出された飛沫を介して他の人に感染します。特に未予防の乳幼児や免疫力の低下した個人に感染が広がりやすいです。感染者の咳やくしゃみが感染源となり、感染拡大を防ぐために手洗いや咳エチケットの実践が重要です。 症状: 百日咳の症状は3つの段階に分かれます。
治療と注意事項: 百日咳の治療には抗生物質が使用され、感染拡大を防ぐために感染源の隔離が必要です。感染が発覚した場合、医療専門家に相談し、適切な治療を受けるべきです。 予防のためには、予防接種が非常に重要です。DTaPワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳ワクチン)が子供たちに推奨されており、成人もワクチン接種を考慮すべきです。感染が広がるのを防ぐために、咳やくしゃみの際にマスクを着用し、手洗いと咳エチケットを実践することも重要です。 感染症学会の情報に基づいて、百日咳についての概要、感染経路、症状、治療と注意事項をまとめました。百日咳は予防が重要な感染症であり、適切な知識と対策を取ることが必要です。 パラ百日咳とは概要パラ百日咳菌(Bordetella parapertussis)は、百日咳(whooping cough)と関連する細菌ですが、百日咳とは異なる疾患を引き起こす細菌です。この細菌に感染することで、独自の症状が現れ、感染症学会ではその情報を提供しています。 百日咳との相違点:
感染経路: パラ百日咳は、飛沫感染によって広がります。感染した人が咳やくしゃみをすることで、周囲の人に細菌が伝播します。感染リスクを減少させるためには、手洗いや咳エチケットの実施が重要です。 症状: パラ百日咳の主な症状には以下が含まれます:
治療と注意事項: 治療は主に抗生物質の投与によって行われます。感染が早期に診断された場合、抗生物質は症状の軽減と感染拡大の防止に役立ちます。また、感染拡大を防ぐために感染者は休養し、公共の場に出ないようにする必要があります。感染拡大を防ぐために、感染者の周囲の人々にも抗生物質の予防投与が行われることがあります。 感染症学会では、パラ百日咳に関する最新情報や予防策についての詳細な情報を提供しています。自身や周囲の人々の健康を守るために、定期的な医療検診と感染拡大の予防策の遵守が重要です。 クラミジアニューモニエとは概要 クラミジアニューモニエは、呼吸器感染症の一種で、通常は軽度から中程度の症状を引き起こします。この細菌は風邪様の症状を引き起こし、感染が拡がることがあります。重症な合併症を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が重要です。 感染経路: クラミジアニューモニエの感染経路は主に飛沫感染です。感染者がくしゃみや咳を通じて細菌を放出し、それが他の人に感染源となります。また、感染は直接接触や空気中の微小な飛沫によって広がることもあります。 症状: クラミジア肺炎感染の症状は、一般的に以下のようなものです。
これらの症状は通常、軽度で自己限定的ですが、長期間続くことがあります。 治療と注意事項:クラミジア肺炎感染の治療には抗生物質が一般的に使用されます。早期の治療が合併症を防ぐために重要です。医療専門家の指導のもとで適切な抗生物質が処方されます。 感染拡大を防ぐためには、感染者が咳やくしゃみの際にマスクを着用し、手洗いや咳エチケットを実践することが大切です。また、感染症学会のガイドラインに従って診断と治療を受けることをお勧めします。 クラミジア肺炎は比較的一般的な呼吸器感染症ですが、早期の対策と治療によって合併症のリスクを低減できます。感染予防と早期治療の重要性を理解し、適切な措置を取ることが大切です。 マイコプラズマ肺炎とは概要: マイコプラズ肺炎は、特に肺炎の原因となる細菌で、他の細菌やウイルスに比べて細胞壁が欠如しています。これにより、一般的な抗生物質に対する耐性があるため、診断と治療が独特のアプローチを必要とします。感染は一般的に風邪のような症状を引き起こし、一部の患者では肺炎を発症することがあります。 感染経路: マイコプラズ肺炎の感染経路は主に飛沫感染です。感染者がくしゃみや咳を通じて細菌を放出し、それが他の人に感染源となります。また、密接な接触や空気中の微小な飛沫によって感染が拡がることもあります。感染源は感染初期から感染終了までの期間に存在するため、感染を広げないためには適切な予防策が必要です。 症状: マイコプラズマ肺炎感染の症状は一般的に以下のようなものです。 風邪様の症状: 発熱、喉の痛み、鼻づまり、くしゃみ、せきなどが一般的です。 咳: 乾いた咳や粘液の咳が続くことがあります。咳が重度になることもあります。
全身症状: 頭痛、筋肉痛、倦怠感、寒気などの全身症状が現れることがあります。 肺炎: 一部の患者では肺炎を発症することがあり、呼吸困難や胸部の痛みが生じます。
治療と注意事項: マイコプラズマ肺炎感染の治療には特定の抗生物質が必要です。一般的な抗生物質では効果が限定的であるため、医療専門家の指導のもとで適切な治療薬が処方されます。 感染拡大を防ぐためには、感染者が咳やくしゃみの際にマスクを着用し、手洗いや咳エチケットを実践することが大切です。
また、感染者は感染終了まで適切な予防策を取る必要があります。 マイコプラズマ肺炎感染は一般的に自己限定的で、早期の治療によって合併症を防ぐことができます。感染予防と早期治療の重要性を理解し、適切な措置を取ることが大切です。
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